Blade Taker
主人公 凪 (なぎ) ?歳
獅堂風気に拾われた実験体。三代目局長となる。
明るく奔放なところがあるが獅堂凪の兄、嵐の実験体であったころがトラウマとなり、拾われたころは声が出せなかった。素性がわからず、文字も読めなかった。
隊士たちに弟のように育てられる。三年前、暴走した育て親の凪を倒し三代目を継ぐと共に、凪が使っていた刀を受け継ぐ。首には風気にもらった首飾りでⅠの刺青を隠している。
第二主人公 獅堂風気(しどうかざき) 享年28歳
物語のきっかけとなる『白膏』を生み出した獅堂嵐の弟にして、二代目局長。
13で新撰組と呼ばれる『特殊対物取締執行部隊』に入隊。副長の小姓の様なかたちとなり近藤嗣道と土万千歳の二人のもとで兄との葛藤を繰り広げる。のち、兄、嵐を追い詰め倒すこととなる。しかし、嵐の養い子であった、雷(ライ)に恨まれ、策略により局長と副長を失うこととなってしまう。その後一年後、雷によって危機に瀕した新撰組に戻ってくる。
歪んだ雷を倒すため、自らも汚れた道を進んだためかどこか刹那的で表裏が激しい。
研究所を破壊する前に凪を保護し、のち自分の養子とした。
雷(らい)
獅堂嵐の養い子。風気とは兄弟のように育ったが、嵐が『白膏』によって、世界を統制しようとしたことによって離別。のち、数回に渡り風気を説得しようと試みるが失敗。風気により目の前で嵐が倒されるのを見て発狂する。その後、国家機関の重役の元に身を寄せ、力を蓄え新撰組を滅ぼそうとする。しかし、風気の手により阻止され、その後堕ちた風気の手にかかることを望むが、叶えられることはなくどうなったのかは風気しか知らない。
久遠翔憐(くどうしょうれん) 17歳
獅堂嵐の実験体の成功例第二号。凪とは独房越しに友情をはぐくんでいた。元は軍の名門の出身だが能力者の出現で傾いた家のため売られる。研究所が破壊されたときに逃げ、命は取り留めたが暗い道を歩むこととなる。新撰組で風気に育てられた凪に並々ならぬ憎悪と執着を抱いており、『白膏』を利用し、嵐の考えに賛同していた者たちとともに行動している。いつも黒い首飾りを身につけており、首に刻まれた番号を隠している。
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